東京都選手権ロードレース大会&ツールドはなわ

秋のロードレース2連戦

今年メインでトラック競技やってきてスピードは付いたけど、粘りやスタミナは落ちたなあと感じた2日間だった

 

day1 東京都選手権ロードレース大会

 

【結果】優勝!

 

例年、伊豆サイクルスポーツセンターで行われているが、今年はオリンピックの関係で近場になったのでエントリー

モチベーションは高い
その理由はもちろん賞金

参加資格にプロアマ問わずとなっており、数日前に発表されたスタートリストを見ると結構えぐい
ロッポンギ高岡さんはもちろん、ジャパンカップ優勝者とかJPT勢とか

でも個人的には学連で走っている大学生達が怖い
トラック競技で彼らのスピードを身近に体験しているから

 

でもこういった強豪がいるおかげで無駄に足を使うことの抑止力となる
自分の力を過信するわけではないが、メンバーを見て、雑に足を使っても勝負できるだろうと無駄足を使い、後悔したレースが何度かあるから


【レース】

コースは過去に何度か走っており、アップダウンがありコーナーが連続するがブレーキは殆ど必要の無いスピードコース

トラック競技をやっているから高スピード域に耐性があり、ロード選手よりアドバンテージを感じる

 

序盤は自らジャブを打つが、力ずくの逃げは決まらなそうだったので、中盤以降は単騎のアタックは人数の揃えているロッポンギに任せて、
ロッポンギが送り込んでいる逃げだけチェックを入れるようにする

 

練習仲間のまこっちさんや銀山店長とかが前方で展開しているので、その付近は安心感があった


半分すぎ、ペースが一端落ち着いて次のアタックが来るかな、という状況で自分の左後方付近で落車発生
高岡さんが巻き込まれたらしい
後から知ったが後ろから突っ込まれたらしく、上りとコーナーが複合する危険なところでスキル不足が原因だろうか

 

逃げが出来ないままラスト周回
問題はどこから仕掛けるか

まこっちさんが広場に入ってすぐに仕掛けたけどそこからは長すぎるので見送り(自分の足を削る為だったらしいが笑)

 

自分のスピードと長めのスプリント距離を生かしてテニスコート脇の下りを利用してアタックすることも考えたが、ポジションが調整できず

下り終わって右コーナーからの緩い上りで日体大の選手が先に仕掛け、その後方3番手のポジションを獲る

そのまま野球場の裏を抜け、一塁側の直線区間を仮に後ろから仕掛けてきた選手が居たら飛び乗ろうと警戒

だれも来なかったので左コーナーを曲がりながら、次の右コーナーイン側に向けてスプリント開始

コーナーでも重心を上手く移動させながらスピードを落とさない、むしろ車体が倒れる重力を利用してスピードを上げる

あとは無我夢中でゴールまで

 

【終わって】

勝因はいくつかあるけど、やはり普段いかにレースをイメージして練習するかじゃないかな

例えば今回自分がイメージしていたことは、上りながら曲がりながら絶えず重心が前後左右する中でのスプリントとか

 

---------------------------------------

 

day2 ツールドはなわ


で、優勝の余韻に浸るべく深夜まで呑んで、アドレナリンで2時間くらいしか寝られずに福島県のチーム主催のレースへ

こちらはday1とは違って全くイメージせずに望んだレース

下りが多く、試走もしておらずコースを知らないので、下りコーナーは全然攻められず、無駄にブレーキ、無駄にダッシュ

上りの勾配変化が分からない時はどこで踏んでどこで休むかができない


なんとか3/7周くらいで慣れてきたけど、後半は20人程度に絞られた集団に付くのがやっと

ラスト1周を残し、ハンガーノック症状(2時間程度のレースだから大丈夫だろうと補給持たず)、寒気とめまいでヤバそうだったので自分からレースを下りた

 

 

勝つと得られるものはあまり無いけど負けるとたくさんある

負けるが勝ちよ